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sports
場 所 : 郡山市行健小学校グラウンド
日 時 : 2016年9月3日(土)
10:00-11:30 ストリートラグビー体験会
12:00頃〜 バーベキュー交流会
Ayano's Report
2016年9月3日(土)、郡山市立行健小学校の校庭にて、ストリートラグビーの体験会と、お昼からはバーベキューをしながらの交流会を開催しました。
ストリートラグビーとは、老若男女が同じチームになり対戦でき、タックルなしで誰でもトライする喜びを感じることのできる気軽なスポーツです。
震災・原発事故以降の福島県では、「子供たちが自由に外で遊べない」「避難先のコミュニティに溶け込めない」などの課題を抱えてきました。そうした課題を解決する方法の一つとして、このストリートラグビーを提案、継続して活動を行なっています。今年5月に第一回目の体験会を行健小学校で実施、在校生や地域の子どもたちから「楽しかった!またやりたい」との声を頂き、今回2回目を開催。
体験会に加えて、お昼からは地域の皆さんに協力を頂き、校庭でのバーベキューも合わせて行い、にぎやかな時間を過ごすことができました。
ストリートラグビー体験会には、行健小学校スポーツ少年団のサッカー部・相撲部のみなさんほか、ご家族で参加くださった方々総勢約40名の参加を頂いました。
東京から一般社団法人ストリートラグビーアライアンスのスタッフのみなさんにお越し頂き、さらに地元で通学路の除染活動を中心に放射線マップなどを作成している行健除染ネットのみなさん
(http://blogs.yahoo.co.jp/koken_s_ray)フットサルサイト郡山のみなさん(http://futsalsite.com/)にご協力を頂きました。
さらに、8月21日に開催した「ガイドプレーヤー養成講座」に参加してくれた福島県立安積高校ラグビー部のみなさんがガイドプレーヤーとして体験会とバーベキューに参加してくれたことで、体を動かすことに慣れていない小さな子どもたちや、初めて体験する人たちが気持ちよく楽しくプレーできました。
なにより、体験会中やバーベキューの時、小学生の子供たちと高校生がたのしく談笑したり遊んでいる姿を見ることができたことが今回イベントの一番の成果ではないかと考えます。
福島でのこの取り組みは、ストリートラグビーのイベントを開催することが目的ではありません。
あくまでこのスポーツを通じて、子供たちが運動することに楽しさを感じてくれたり、地域の大人たちがコミュニケーションを取りやすくなるということが大きなゴールです。
今後もこの活動を通して、福島の子どもたちの運動不足解消、地域コミュニティの再強化に取り組んでまいります。
ストリートラグビーの体験会やガイドプレイヤー養成講座開催をご希望される方はご連絡ください。
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